子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)に生え変わるのは早くて5歳から。
大人の歯にすべて交換するのは大体12~13歳です。(個人差、男女差はあります)
そんな生え変わりの時期に
「歯ぐきが何か盛り上がっている感じがする」
「子どもの歯のうしろから歯がはえてきた」
「子どもの歯の上の頬っぺた側から何か白いものが見えている」
「しばらく子どもの歯が抜けてから生えてきていないところが盛り上がっていて痛いことがある」
など、これは大人の歯なのか?、膿んでいるのか?
何なのかな?と心配になることもあると思います。
まず、そのことに気が付いたお子さん、そして保護者の方、素晴らしいです!!
毎日の歯みがきや仕上げ磨きのときに、歯や歯ぐき、お口の中を観察している証拠です。
いつもと何か違う感じがする・・・大切な感覚です(^-^)
子どもの歯がグラグラしていてもしていなくても、大人の歯が待ちきれずに頬っぺた側や後ろから出てきてしまうことが
あります。
歯ぐきを突き破って出てくるので、出てくる前は歯ぐきが盛り上がったり、中の大人の歯が透けて白く見えていることもあります。
歯なのか膿みなのかを判断するには、その膨らんでいる所や白いところを触ってみて、硬かったら大人の歯だと思います。
膿んでいたりするとブヨブヨしたりやわらかく、歯のような硬さはないことが多いです。
子どもの歯の上やわき、後ろから大人の歯が生えてきた場合、子どもの歯は下から大人の歯が押してくれないので、
なかなか自力では抜けないことが多いです。
様子をみて、なかなか子どもの歯が抜けない場合は、歯医者さんに診てもらいましょう。
その子どもの歯を抜いてあげることで、大人の歯がきれいな歯並びの位置に移動しやすくなります。
どちらかわからない、状況を診察してもらいたいなどのご相談はお電話かHpのメールにてお問い合わせくださいね。