痛くはないけれど、歯に黒いところがある・・・
皆さまが一番見つけて頂きやすいのは、前歯の表側や下の奥歯の咬む面の溝のあたり。状態は診査してみると様々なのです。
痛みがなくても虫歯かな?と思ったら早めの受診が歯の寿命を延ばすカギです。
皆さまが一番見つけて頂きやすいのは、前歯の表側や下の奥歯の咬む面の溝のあたり。状態は診査してみると様々なのです。
たとえば・・・
●コーヒーやお茶などの着色がついている状態
→当院で使用するペーストを使って磨いて取り除くことができれば大丈夫。
●磨くと着色は少し落ちるが、まだ黒かったり茶色い色が残る。
<初期段階>
レントゲン画像ではあまり虫歯の欠損が見られない、またはやや小さくエナメル質の範囲内にみられる
●成人の場合
初期虫歯の段階。その部分をめがけて磨くようにして頂き、定期的に観察していくことが大切です。
●中高生(すべて永久歯)
初期虫歯の段階ですが、その方のブラッシング状態、お口の状態、食生活によって、経過観察にするか、予防的に処置していくのかを判断します。
成人に比べてまだまだ歯が未熟のため、虫歯の進行が早いことがあります。
●小さなお子様から小学生の場合
乳歯の場合は一番進行が早い時期です。
永久歯と比べて乳歯は虫歯ができるとあっという間に神経のあるところまで進んでしまします。
ブラッシング状態、お口の状態、食生活を確認させて頂き、予防処置をおすすめします。
大切なのは、原因が何か。きちんと磨けるブラッシング指導も不可欠です。
<進行段階>
レントゲン画像でエナメル質から象牙質まで達しているとき
虫歯でC2からC3の段階。
すぐに処置が必要です。処置するにあたって痛みの具合は、虫歯の部位や患者様によってもかなり異なります。必要に応じて麻酔を使用し、虫歯を除去、処置していきます。
虫歯にならないためにも、日頃の予防が大切です。
予防のための受診をおすすめしています。
一度身に付けた正しい予防は一生のスキルになりますよ。
「予防歯科」のページも併せてごらんください。